お疲れ様です。
ようやくニューヨークにも春が来ました。季節の変わり目は暖かくなったと思ったら寒くなったりと気候が不安定です。天気予報に注意して体調管理に気をつけてください。さて、春と言えば桜の開花が気になりますね。また桜が咲き始めると気持ちはウキウキ、お花見が楽しみになります。ニューヨークにも桜が咲き始めたというニュースを聞いて、気温が20度以上に急上昇した14日(土)にセントラルパークへお花見に行ってまいりました!今回は、私が独断と偏見で選んだセントラルパークのお花見絶好スポット5選を紹介させていただきます。
1.ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池はセントラルパークを設計したフレデリック・ロー・オルムステッドとカルバート・ボークスが設計し、1858年から1862年にかけて造成されました。当時はマンハッタンへ水を供給する大切な水道として利用されていましたが、現在はプールの水などに利用されています。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池の名前の由来は、当時近くに住んでいた故ジャクリーン・ケネディ・オナシスさんがジョギングをしていたことから、彼女の貢献を記念してつけられたそうです。もともとはセントラルパーク貯水池という名称でした。この池の南東部に桜の木が植えられていて、水辺にせり出すように伸びた桜が見事で、満開した際には素晴らしい景色となります。水辺に桜ってとてもよく似合いますね。貯水池の桜を見たら、5番街に並行したグッゲンハイム美術館の近くの道も桜の名所ですので是非歩いてみてください。道をはさむように両側に桜の木が何本も植えられているので、桜のトンネルの中を歩いているようでとても綺麗です。
2. チェリー・ヒル
セントラルパークの西側の72ストリートの入り口から入り、ジョンレノンの「イマジン」の記念碑のあるストロベリーフィールドを通り抜けると左手に大きな池が見えてきます。チェリー・ヒルはその池のほとり、桜の木が植えられているなだらかな丘です。見晴らしがよく、芝生が広がっているので、桜が咲き始めるとピクニックやお花見を楽しむ人で賑わいます。
チェリー・ヒルの前方にはザ・レークという大きな池があります。この池では一年を通してボート遊びができるのでとても人気があります。またこの池にはボウ・ブリッジという白くてロマンチックな有名な橋がかかっています。著名な写真家の方々がたくさん写真を撮っているので、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。緩やかな弓状の橋には細かな彫刻が施されていて、優美な美しさで見る人を魅了しています。橋をバックに桜を眺める。橋から桜を眺めてみる。どちらもお薦めです。
ピクニックが大好きな欧米人は天気のよい日には公園でブランケットを敷いて日光浴をしたり、本を読んだりして寛いでいます。寒い冬が終わり桜が咲き始めると気温が急に上昇するのでお花見をかねて、ピクニックを楽しむ人達が増加します。また、桜の木の下で写真撮影をする人。暖かい気候を楽しみながら散歩をする人。桜の季節はチェリーヒルは色々な目的の人達にとって絶好のスポットです。
3. ピルグリム・ヒル
チェリー・ヒルを過ぎてセントラルパークを東西に結ぶ72ストリートを東の方向へ歩いていくとピルグリム・ヒルが左手に見えてきます。セントラルパークの東側側からのアクセスの場合は、72ストリートの入り口を入り道なりに西へ向かうとすぐに右手に小高い丘と像が見えてきます。ピルグリム・ヒルはピルグリムの像があることからこの名がつけられています。ピルグリムはイギリスの国教会からの弾圧を逃れるために、1620年にメイフラワー号でイギリスからアメリカへ移住したピューリタン(清教徒)を言います。
日当たりのよいピルグリム・ヒルでは、ピルグリムの像を取り囲むように桜の木が植えられています。四方に枝を伸ばしたソメイヨシノが満開になると、まるでピンクの世界の中にいるような錯覚を覚えます。72ストリートを挟んだ反対側の斜面からピルグリム・ヒルの方向を眺めるのもお薦めです。
4. グレート・ローン
毎年夏になると、ニューヨークフィルによるクラッシック音楽のコンサートが開かれることで有名なグレート・ローン。過去にはサイモン&ガーファンクルやダイアナ・ロスなどがコンサートを開いたことでも有名な場所です。芝生が植えられたグレート・ローンは55エーカーあり、都市緑地として世界的にも有名な場所の一つです。グレート・ローンは、セントラルパークの中央部に位置しており、南北に79丁目から85丁目まで楕円形状に広がっています。野球などスポーツのできるスポットでもあるので、スポーツ観戦するのも楽しいです。
グレートローンの周囲にも桜の木が何本か植わっていますが、是非見ていただきたいのがグレートローンの南西にある桜の木です。遠目からは巨大な一本の木のように見えますが、二本の桜の木が並んで植えられています。あくまでも私の推測ですが、幹の太さから樹齢100年近くあるのではないかと思うくらい大きな木です。日本だったら間違いなく、天然記念物として保護され、周囲には近づけないよう柵がはられるのではないでしょうか。そして日本だったらライトアップもされるでしょうね。夜にはしまってしまうセントラルパークでは、ライトアップは無理ですね。
この見事な桜の木を通り抜けると、シェイクスピアの劇が開催されることで有名なデラコルテシアターが見えてきます。シアター周辺、シェイクスピアガーデン、ベルヴェデーレ城まではとても人気の散歩コースです。
5. コンサーバトリー・ウォーター
セントラルパークの東側、72丁目の入り口から公園に入り右手の歩道をくだっていくと、コンサーバトリー・ウォーターという小さな池があります。模型のヨットを上手に操作している人が一年を通じて見られる場所ですが、模型ヨットレースの会場でもあるそうです。この池のほとりにも何本か桜の木が植えられています。
この池の近くにはアリス・イン・ワンダーランドという像があり人気を集めていますが、西側にはクリスチャン・アンデルセンの像があります。アンデルセンはデンマークの童話作家。「みにくいアヒルの子」「人魚姫」「はだかの王様」など数多くの童話は世界中の子ども達に愛されています。アンデルセンの像は1956年にダニッシュ・アメリカン・ウーマンズ・アソシエーションが生誕150周年を記念して寄贈したそうです。この像を見学した後、是非像の裏手にまわってみてください。とてもきれいな桜のスポットを見つけることができるはずです。有名な場所ではないので、人も少なく穴場です。
いかがでしたでしょうか?ニューヨークの桜を満喫していただけたなら幸いです。アメリカにはワシントンD.C.をはじめとした桜の名所があります。毎年、ワシントンD.C.のポトマック川沿いには100年以上も前に日米友好の印として送られた桜が毎年綺麗な花を咲かせ、大勢の人を魅了しています。特に桜の時期に合わせて開催される「全米桜祭り」はとても有名です。
アメリカで仕事をしている方の中には、日系企業にお勤めの方も多いのではないかと思います。同僚や取引先の方から「なぜ日本人はこれほどまでに桜に夢中になるのか?」と質問されたことはないでしょうか?答えはたくさんあるかと思います。是非、みなさんの答を聞かせてくださいね。
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