アメリカでハタラク人のための 「就職・転職Q&A」

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アメリカで就職・転職を成功に導くヒントがいっぱいのコーナーです。履歴書の書き方、就労ビザなど、アメリカでの就職・転職を目指している方の“知りたい”にお応えしています。是非ご活用ください。

質問内容

  1. アメリカでの就職の流れを教えてください
  2. 英文レジュメを作成する時に気をつけることは?
  3. 英文レジュメにはどんな項目を盛り込んだらよいですか?
  4. 英文レジュメに適した書式はありますか?
  5. 英文レジュメの基本スタイルは?
  6. カバーレターとは何ですか?
  7. カバーレターの書き方を教えてください
  8. アメリカでは企業はどのような手段で募集を行いますか?
  9. アメリカでの採用のプロセスについて教えてください
  10. OPTとは何ですか?
  11. アメリカでのビザの種類について教えてください
  12. H-1Bビザとはどういうビザですか?
  13. 現在アメリカに留学していますが、アメリカにいながらH-1Bビザを申請することはできますか?
  14. 日本の就業規則のようなものはアメリカにはありますか?
  15. ジョブ・ディスクリプションとは何ですか?
  16. ExemptとNon-Exemptの違いはなんですか?
  17. アメリカの企業にはどのようなベネフィットがありますか?
  18. 現在勤めている会社に辞意はいつ伝えたらよいでしょうか?
  19. 現在H-1Bビザで働いています。転職する際に気をつけたほうがよいことは?
  20. アメリカの面接とは?
  21. 面接時の服装は?
  22. 面接時のマナーは?
  23. 面接でよく聞かれる質問はありますか?
  24. 人材紹介会社を利用するメリットはありますか?

Q1. アメリカでの就職の流れを教えてください

日本では3月に学校を卒業して、4月から新入社員として一斉に働く新卒採用が主流ですが、アメリカでは通年採用が一般的です。アメリカでは卒業の時期が異なることや、離職率が高いため、欠員が出た時にすぐ補充する必要が出てくるからです。また、業務拡大や新規プロジェクトのために、必要に応じて職種ごとに求人募集が行われます。

日本人留学生が社会人となる一般的な道は、在学中のインターンまたは卒業後のOPT(Optional・Practical・Training)を取得して、学校で得た専門知識を活かした実習を経験。インターンや実習のキャリアを積んだ後、就職につなげます。OPTで実習を行った就労先が就職先になる可能性も大です。ただし、アメリカで仕事をするためには労働が許可されたビザが必要となります。近年、就労ビザの審査は厳しく、就労ビザ取得という難関を切り抜けてはじめて就職が可能となります。

一方、アメリカで合法的に就労ができる永住権(グリーンカード)や市民権を持っている方は、就労ビザの心配なく就職が可能となります。ただし、経験やスキル重視のアメリカでの就職には、語学力とビジネススキルがあるほうが望ましいです。

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Q2. 英文レジュメを作成する時に気をつけることは?

アメリカで就職をすると決めたら、まずは英文レジュメを作成しましょう。日本語の履歴書と英語の履歴書の最大の違いは、決められたフォームがあるかないかです。英語レジュメはフリースタイル、魅力ある人材と思ってもらうために、自分の長所を最大限にアピールしなければなりません。「この人を採用したら、会社の役に立ってくれそうだ」と人事担当者に思わせることが目的です。業種や役職に応じて、ふさわしいレジュメを作ることを心がけてください。

1. 美しく簡潔にレイアウト

人事担当者のもとには、数百通というレジュメが送られ、その中からたった数人が面接に選ばれるということも多々あります。まず、見た目に美しくないレジュメは、読み飛ばされる可能性が大。読む気がするレイアウトにすることが重要です。フォントの種類やサイズ、行や段落の配置については、デザイン系職種の場合は多少事情が異なりますが、それ以外の場合は、個性よりも標準的で読みやすいことが優先。ページ数は、職務経験が10年以上ある人は2ページでもOKですが、なるべく1ページに収まるようにしてください。

2. 大事なことを最初に

忙しい人事担当者には、レジュメを最初から最後まで、じっくり読んでいる暇はありません。1ページ目の最初のほうに目を通したら、あとは斜め読みすることもよくあります。レジュメの冒頭に、自分のスキルの要点を箇条書きするセクションを入れるのも得策。職歴の説明では、応募職種にふさわしい経験を選りすぐって最近のものから書くなど、人事担当者の目に止まってほしい内容を最大限に主張することが大事です。

3. アピールする言葉を使う

自分の能力や経験を説明するにあたっては、できるかぎり強力な言葉を使うべきです。能動的で積極的な語彙、例えば、“attained” “accomplished” “managed” “developed” など、レジュメで好んで使われる表現があり、これらはPower VerbやAction Phraseと呼ばれています。こうした言い回しを散りばめることによって、強い印象を作ることができます。またMake⇔Prepare, Give⇔Provide, Do⇔Implementのように単語の選び方ひとつでプロフェッショナルかつインテリジェンスな印象を与えるので、単語の選び方にも最善の注意を払いましょう。

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Q3. 英文レジュメにはどんな項目を盛り込んだらよいですか?

1. 氏名・連絡先

個人情報は必要最低限にとどめましょう。ただし、企業と自分をつなぐ、唯一の連絡方法なので、決してミスタイプしないこと。確実に連絡のとれる電話番号(自宅でも携帯でも可)、及びE-mailアドレスの記載は必須です。

2. ObjectiveとHighlights

冒頭を魅力的に見せることが先に読み進めてもらう第一歩です。新卒にしても、転職にしても、明確なObjective, Highlightsを記述することです。Objectiveには応募の目的やどのような職種を求めているか。その職種で役立つどのような能力を持っているのかを明記します。「7年にわたる財務分野の実務経験と幅広い会計知識を生かせる経理職を希望」など。また、Highlightsには、Objectiveに直結する特筆すべき経験・スキル・実績等を盛り込むと効果的です。例えば、応募したい職種に関連した職務年数、教育・トレーニング経験などです。

3. Work Experience

人事担当者が最大の関心を寄せるのがこの部分。「○○会社に勤めた」や「△△部に配属された」といった受身的な表現ではなく、「××のプロジェクトで□□ の開発を手がけた」など具体的に。可能ならば、「売上高を30%伸ばした」「20人のチームを統括した」など、数量的に実績を表すと効果的。書く順番は、現在→過去。現在の自分を魅力的に見せることを心がけましょう。

4. Education

通常は、大学卒業以上の学歴を新しいものから列記します。何を専攻したかを書くほか、平均成績(GPA)や優等表彰など、特筆すべきことがあれば書き加えるといいでしょう。

5. Certification

なるべく応募する職種に関連するものの資格がベターです。資格の正式名称と取得年も記載します。

6. キーワード

QuickBooks, SAP, Bloomberg, CAD, Dreamweaver, Photoshop, VBA, C++, Excel, CPA, MBA等々。キーワードは採用担当者やリクルーターが、レジュメサーチを行う際によく使用するものの一例です。レジュメサーチ対象となり、採用担当者の目にとまるためにも書けるものがあれば必ず明記してください。

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Q4. 英文レジュメに適した書式はありますか?

レターサイズ(日本のA4サイズ)が基本です。基本的には、白やアイボリーなど清潔感のある、上質の紙を使用します。郵送の場合にはレジュメと封筒は同じタイプの紙質を使用します。フォントはTimes New RomanやCenturyなどの見やすいフォントを選んでください。また、フォントの大きさは10~12ポイントが適切です。

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Q5. 英文レジュメの基本スタイルは?

1.年代順

英文レジュメのスタイルで最もスタンダードとなるスタイルが年代順です。職歴や学歴を最近のものから過去のものへと遡って書いていくスタイルです。職務内容については、応募するポジションに合わせて強調する内容を変更することをお勧めします。例えば営業のポジションであれば、○%売り上げをアップさせた等、数字を目立つよう配置し、アピールします。

2.技能ベース

専門知識や能力を中心にまとめるスタイルです。専門性や技術が重視されるポジションには最も効果的な形式です。スキルを一番目立つところに記入するので、技術を重視するポジションでは採用担当者の目にとまりやすくなります。

3.年代順+技能ベース

1と2を組み合わせたスタイル。ObjectiveのあとにSummaryとしてスキルやこれまでの経験や業績、資格などを記載。その後に、年代順に職務経歴を記載します。職務経験の少ない方などはボリュームが出て見栄えがよくなります。

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Q6. カバーレターとは何ですか?

欧米では企業に直接履歴書を送る場合、英文レジュメにカバーレターと呼ばれる手紙を添えて送ります。ビジネスマナーの一つで、人事や採用担当者に対して、挨拶および英文履歴書を読んでもらうための大事な手紙なので、きちんとした文章で志望動機など簡潔に伝えるよう心がけることが大切です。最近ではE-mailを使って応募することも多くなったので、メールに書く文章がカバーレターの役目を果たす場合も多くなっています。

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Q7. カバーレターの書き方を教えてください

カバーレターは通常3つのパラグラフで構成します。それぞれのパラグラフの内容は下記の通りです。

1.求人を見つけた方法と志望動機
2.なぜ自分がそのポジションに適しているか、またはその会社に貢献できるかなど企業が自分を雇うメリットについてを記入
3.面接を希望することや相手に目を通してもらった感謝の気持ちを伝える

以上3つの内容に加えて、自分の連絡先、日付、宛名などを記入します。
カバーレターは英文履歴書を見てもらう導線でもあるので、そのポジションにいかに自分が適しているかを端的に表現する必要があります。例えば、I believe I would be an excellent candidate for the position. (私はこのポジションにふさわしい候補者だと自負しています)というように自分をアピールすること。さらになぜふさわしい候補者であるのか、理由を付け加えるとさらに効果的です。

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Q8. アメリカでは企業はどのような手段で募集を行いますか?

アメリカでよくあるのは、社内掲示板を利用する方法です。掲示板や社内報(メール等)で募集しているポジションを告知し、社内の別の部署からの応募者を募ります。さらに、従業員に友人や知人等を紹介してもらうケースもあります。外部へ告知をする場合には、自社のウェブサイトで告知をしたり、新聞、雑誌、求人募集のウェブサイトなどの媒体に求人案件を掲載することもあります。離職者の代わりの従業員を探す場合には、短期間で採用しなければいけませんので、その場合には人材斡旋・紹介会社を利用することが最も一般的になるかと思います。人材斡旋・紹介会社では常に求職者の情報が集まっています。また、一次スクリーニングが終わっており、スピーディーに候補者を推薦できるため、欠員募集のような急を要するポジションの場合には最も効果的です。また、カレッジリクルーティングを行い、大学へ人事などの担当者が出向き、直接学生のリクルーティングを行う場合もあります。

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Q9. アメリカでの採用のプロセスについて教えてください

Ⅰ. 書類選考

まずは応募者に対して、書類選考が行われます。募集するポジションについて企業はジョブ・ディスクリプションを用意していますので、このジョブ・ディスクリプションに照らし合わせながら応募者の英文履歴書(英文レジュメ)がチェックされます。募集をしているポジションに対する経験やスキルを持ち合わせているか確認されますが、同時にスペルや文法のチェックなども行われます。また職歴のある方に対しては職歴の一貫性や転職の有無、大学での専攻などもチェックされます。

Ⅱ. インタビュー(面接の実施)

書類選考が終了するとインタビューに呼ばれます。米系企業での面接の場合には、英語での面接となりますが、アメリカに進出している日系企業との面接の場合には、英語および日本語による面接が行われる場合があります。基本的には日本での面接とおなじように、事前の企業研究、志望動機、自己紹介、予測される質問の答えを用意して面接に臨むことが大切です。

Ⅲ. バックグラウンド・チェック

アメリカでは、多くの企業が採用前に経歴チェック、学歴のチェック、犯罪歴のチェック、ソーシャルセキュリティー番号のチェック、クレジットヒストリーチェックなど、バックグラウンド・チェックを採用しています。また、ドラッグテストをポジションによっては行う場合もあります。

Ⅳ. 採用決定、オファーレター

採用が決定したら、企業はオファーレター(内定通知)を発行するのが一般的です。候補者はこのオファーレターをもらったら、内容を確認して署名をした後、企業へ送り返します。オファーレターに明記されている事項は、給与、Non ExemptかExemptかステータス、勤務開始日、勤務時間、ポジション・タイトル、ベネフィット、などとなります。

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Q10. OPTとは何ですか?

専門学校、短大、大学、大学院を卒業した後に、”実務研修”として期限付きでF1ビザのもと勤務ができる労働許可です。卒業の3カ月前程度を目途として、学校のスチューデントアドバイザーの指示のもと、移民局に申請します。学校によっては、9カ月以上のサーティフィケートでも申請することができます。

このOPTは学業修了後、学校で学んだ分野においてのみ、実務経験を積む目的で許可されています。期間は通常は1年間ですが、履修期間によって短くなるケースもありますので、詳しくは学校に問い合わせてください。また、このOPTは一生で一回だけ取得できるというものではなく、OPTを終了した後、さらに高いレベルの教育機関で学位をとった場合には、再度OPTを申請・取得することができます。2009年の移民法改正により、OPTカードが届いてから3カ月以内に就職しない場合にはOPT資格を喪失します。実習が決まったら学校に伝え、SEVIS情報を必ずアップデートしてもらうようにしましょう。OPTで雇用してもらった会社で実習や見習い期間を経た後、正式雇用としてH1-Bビザなどの就労ビザに切り替えるケースもありますので、OPTを上手に利用してアメリカでの就職の道を切り開くこともできますでの、大いに活用しましょう。

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11. アメリカでのビザの種類について教えてください。

アメリカのビザは大きく分けると「非移民ビザ」と「移民ビザ」に分けられます。「非移民ビザ」は長期に渡る滞在に必要なビザで、就労や留学など滞在は一時的なもので日本に帰ることが前提となります。「移民ビザ」は永住権(グリーンカード)のことで、アメリカに定住する意思のもと、取得すると永久的にアメリカに居住することが許可されます。(例外あり)

A. 外交官、各国政府職員等
B. 商用、観光による短期滞在者
C. 通過ビザ(Transit Visa)
D. 船舶、航空機の塔乗員
E. 通商条約に基づいた貿易、投資
F. 留学生
G. 国際機関に勤める者
H. 一時的な就業(専門職等)、訓練
I. 外国報道関係者
J. 交換プログラム外国人
K. 米国市民の婚約者
L. 同系企業転勤者
M. 職業訓練のための短期留学
O. 科学、芸術、スポーツ等の分野で 卓越した能力を持つ者
P. 芸術家、芸能人、スポーツ選手
Q. 国際文化交流に参加する者
R. 宗教関係者

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Q12. H-1Bビザとはどういうビザですか?

H-1Bビザは専門職ビザとも言われており、医者、アナリスト、会計士、コンピューター・スペシャリスト等、“専門技術者”として米国に一時的に滞在する場合を対象としたビザで、雇用主となる企業や団体が移民局に申請します。ビザの期間は、延長も含めると合計6年間のアメリカ滞在が可能です。H-1Bビザを申請するためには条件があります。まず学士号以上を持っていること。またはその分野での経験実績が学士号に相当することが必要です。また専攻学科(Major)や職務経験がH-1Bの職種と関連があることが必要です。H-1Bビザ申請には年間発給数に制限があり、通常申請枠6万5千件、アメリカ教育機関で修士号以上を取得した外国人には別枠で2万件が発給されます。

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Q13. 現在アメリカに留学していますが、アメリカにいながらH-1Bビザを申請することはできますか?

アメリカに滞在可能な何かしらのビザを持っている場合、就労ビザなど他のビザに変更することをChange of Statusといいます。例えばF-1(学生ビザ)からH-1Bビザへ変更したい場合には、アメリカ国内にて手続きをすることが可能です。ただし、非移民ビザの種類によってはChange of Statusができない場合がありますので、移民法の弁護士にご相談ください。

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Q14. 日本の就業規則のようなものはアメリカにはありますか?

「従業員ハンドブック(Employee Hand Book)」があります。この従業員ハンドブックは法的に義務付けられたものではありませんが、会社のルールやポリシーの周知徹底、人事管理に役立ちます。従業員ハンドブックのある企業では、従業員全員が持ち、全従業員に対して等しく適用させる社内文書です。この従業員ハンドブックは法律の改正などで変更があった時には、改定されその都度従業員に配布されます。盛り込まれる内容としては、会社の理念やポリシー、就業規則、倫理規定、残業規定、有給休暇、休日、福利厚生などが盛り込まれています。

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Q15. ジョブ・ディスクリプションとは何ですか?

ジョブ・ディスクリプション(Job Description)とは、日本語でいうと職務内容記述書のことです。通常は企業は募集の際にジョブ・ディスクリプションを的確な人材を採用するために作成します。内容は、職務内容、その業務を遂行するために必要な知識や技術、学歴、資格について等。また、ポジションがエクゼンプト(Exempt)なのか、ノン・エクゼンプト(Non Exempt)なのかを明記されています。また、職務遂行に必要とされる身体的条件や、「このポジションは常時50パウンドの荷物の持ち運びを要求されるなど、就労環境などが記載されていることがあります。記載は、入社後に企業と従業員との間のミスコミュニケーションを防ぐためにも大きな役割を担います。

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Q16. ExemptとNon-Exemptの違いはなんですか?

Non-Exemptの従業員はFLSA(Fair Labor Standard Act)にある法的要求事項の適用から除外を受けていない従業員のことをいい、ExemptはFLSAにある法的要求事項の適用から除外を受けている従業員を指します。Exemptと認定された従業員はMinimum WageおよびOvertimeの規制を受けなくなります。

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Q17. アメリカの企業にはどのようなベネフィットがありますか?

アメリカではベネフィットは報酬の一部として考えられています。内容としては、有給休暇、病気休暇(州によっては強制)、医療保険、退職者年金積立制度等が基本となりますが、教育費の補助、社交活動、フレックスタイムの制度などを導入している企業もあります。従業員の満足度を高めるため、従業員のニーズに合った魅力のあるベネフィットを企業は提供しています。

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Q18. 現在勤めている会社に辞意はいつ伝えたらよいでしょうか?

アメリカにおける雇用は、ほとんどの州でEmployment at will関係が基本となっています。従業員は理由がなくてもいつでも会社を辞めることができます。この雇用関係は企業側もまた、いかなる理由においても、また理由がなくても従業員を解雇できるというものです。辞意を伝えるためによく聞かれる2週間前の通知などの事前通知は、特別な契約していない限りは法律上は必要とされません。ただし、2週間前に辞表を提出し、引継ぎなどをしてから退職する方が多いように見受けられます。

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Q19. 現在H-1Bビザで働いています。転職する際に気をつけたほうがよいことは?

H-1Bビザで就労しているが転職する場合には、新しい雇用主がH-1Bの延長と雇用先の変更手続きを行わなければいけません。その場合、H-1Bビザの年間発行枠とは関係なくいつでも申請することが可能です。また、移民局が申請書を受理した日から新しい雇用先で就労することが可能です。移民法の弁護士にご相談ください。

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Q20. アメリカの面接とは?

アメリカでの一般的な採用面接は、特定のポジションのための面接となります。従って、面接の焦点は応募者がそのポジションに適しているかどうかを見定めることが最大の目的となります。求人広告にはポジションの説明や要件などが書かれていますので、企業が何を望んでいるかよく読み取りましょう。人材紹介・派遣会社には企業からジョブ・ディスクリプションと呼ばれる職務記述書が届いているはずですので、確認してみてください。企業が求めている人材像が把握できたら、それに対して自分は何を提供できるかを考えてください。 アメリカの面接でよくある質問の例として「Why do we need to hire you?」というものが挙げられます。実は、スキルと経験で応えられだけでは採用には至りません。競争相手より秀でていることをアピールするために、可能であれば表彰経験や具体的な数値などで説明ができると説得力が増します。また、回答する時には熱意を持って誠実に答えることが大切です。

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Q21. 面接時の服装は?

人は出会った瞬間、数秒間の間に相手をジャッジすると言われています。短い面接時間であれば、第一印象の比重は大きくなります。第一印象でまず一番大切なポイントは身だしなみです。プロフェッショナルに見える身だしなみを心がけてください。面接での服装は日本とあまり変わりはありません。清潔感と誠実さが伝わる服装や髪型が基本です。一般企業での面接ではスーツを着用します。黒や紺、グレー系のスーツで男性であれば白色のワイシャツがよいでしょう。ネクタイも派手すぎるものは避け、自分の雰囲気に合ったものを選んでください。女性の場合もスーツ着用が一般的です。色も男性と同じ、黒や紺、グレー系がよいでしょう。スーツ着用でない場合でもジャケットを着用することをお勧めします。ボトムはスカートでもパンツでもどちらでも大丈夫です。服装と合わせて、靴、靴下、時計、鞄に至るまで、身につけるものは清潔感を意識して選んでください。

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Q22. 面接時のマナーは?

面接が決まったら面接会場の場所を事前に必ず確認しましょう。最寄の駅や交通手段。自宅からの所要時間を確認します。面接当日で一番大切なことは遅刻をしないこと。遅くとも10分前には到着する余裕をもって所要時間を計算してください。面接の開始と終了には必ず挨拶をしましょう。質問に答える時は、相手の目をみてしっかり大きな声で答えてください。また、面接官が複数の場合には、質問者だけではなく、時々他の面接官とも目線を合わせるようにしてください。持ち物としては履歴書、小さめなノートと筆記用具を持参し、必要なことはメモをとるようにしてください。また、面接前には携帯電話の電源はオフにすることを忘れないでください。

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Q23. 面接でよく聞かれる質問はありますか?

面接でよく聞かれる質問は職種によって多少異なります。技術的な職種の場合には専門的な質問が多くなってくるでしょう。ただし、どんな職種でも基本な質問は同じなので事前に準備して面接に臨みましょう。基本的な質問としては、

1.自己紹介
2.志望動機
3.転職理由・現在の仕事内容
4.企業についての知識
5.経験やスキルなどです。
また、6.強みと弱み、7仕事上であったトラブルの内容と対処方法、8.キャリアプランなどもよく聞かれる質問です。

質問の回答については日本語と英語と両方用意しておきましょう。応募職種に関連した点に重点をおき、現在・過去の経験などを明確に説明できる様、あらすじをまとめておくとよいでしょう。また、前向きで積極的な姿勢を示すために将来の夢や希望も盛り込むと良い印象を与えます。志望動機や企業についての質問は、事前準備を入念に行う必要があります。企業理念や風土、職種への強い関心、自身のスキルや経験がどのように生かせるか、短めに説明できるよう答えを用意しておいてください。また、転職の理由についての回答は否定的なコメントは避け、前向きな理由を用意します。例えば、新しいことへのチャレンジなどを述べるとよいでしょう。自身の強みについては、応募している職種に有利となる内容にフォーカスしてください。職種とかけ離れた強みについて語られると面接官の興味が薄れるかもしれません。また弱みについては、強みになりうることを回答してください。またトラブルとその対処法については、応募している会社で実際に働いた時にどのような対応ができる人かが見られていますので、しっかり用意をしておきましょう。最後に面接官はよく「何か質問はありますか?」という質問をします。何も質問がない場合には、会社や職種に対して興味が少ないと、マイナスにとられることもありますので、仕事内容や、会社が期待している事など、熱意や興味が伝わる質問を用意しておくとよいでしょう。

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Q24. 人材紹介会社を利用するメリットはありますか?

コンピューターの発達に伴い、あらゆるものがデジタル化されています。また、インターネットの普及により、情報は簡単に入手することができる時代になりました。そうした時代の中でも、採用を司る部署である人事は、その名の通り人間が介在しなければ成り立たない部門です。会社はただの器であり、その会社を動かしているのは人です。人財という言葉をよく耳にしますが、人そのものが企業活動の明暗を決定していきます。採用のキーが面接にあるように、人が介在することにより、企業の採用活動が成り立つという方式は、従業員がすべてロボットに占拠されるまでは変わらないでしょう。
人材紹介・派遣会社では、アメリカで仕事を探している求職者の情報が集められています。また、ほとんどの候補者が電話あるいは面談で第一スクリーニングが終了されています。

企業が採用を考える際に人材紹介・派遣会社に利用するメリットとしては下記のようなものがあります。まず、時間と経費のかかる求人広告を掲載する手間が省けます。そして、膨大なレジュメから適切な人材を選出する時間と労力が省略できます。また、人材・紹介派遣会社にて第一スクリーニングが行われていますので、求めている人材に近い人だけ候補者を集めることができます。

求職者にとって人材紹介・派遣会社を利用するメリットとしては、①自分の希望する職種や条件の仕事が紹介してもらえる。②非公開の求人が多いので、新聞やインターネットで見つけることのできない求人を紹介してもらえる。③求人案件の職務内容や企業の情報を事前に詳しく教えてもらえる。④応募者に代わって、企業へPRしてもらえる。⑤面接日の調整や企業との連絡を代行してくれる。⑦年収など入社前に条件交渉をしてもらえる。などが挙げられます。
ほとんどの人材紹介・派遣会社は求職者にとっては無料のサービスです。登録から採用に至るまで一切費用がかかることはありません。また、秘密厳守なので就職活動や転職活動が現職の会社に伝わることはありません。必要であれば、家族の方にも秘密は守られます。

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