アメリカでAdministrative Assistant(アドミ職)として働き、年収45,000ドル前後という方は多くいらっしゃると思います。安定した事務職として重宝されるポジションですが、「給与がなかなか上がらない」「キャリアパスが見えづらい」といった悩みを抱える方も少なくありません。
しかし、キャリア戦略を立て、スキルを磨いていくことで、マネジメント職やスペシャリスト職への道を開くことや年収をアップさせていくことは十分可能です!前回の記事では、年収45Kのアドミ職が実践できる具体的なキャリアアップの方法をご紹介しました。
今回の【Part2】給与アップ編では実際の給与交渉の進め方や転職による給与アップの方法などを徹底解説します!
【Part 2】アメリカ流・給与アップ交渉ガイド
給与アップを望んでも、「どう伝えればいいかわからない」という方は多いでしょう。特にアメリカでは交渉の文化が異なるため、ただ「給料を上げてほしい」と言うだけでは効果が出にくいこともあります。
今回の記事では、アメリカで効果的な戦略的な給与交渉の方法を、準備からタイミング、話し方、断られた時の対応まで具体的に解説します。
成果や市場価値を根拠にした冷静な交渉が、給与アップ成功のポイントです。ぜひ参考にしてください。
準備が9割!交渉の前にやるべきこと
✅ 市場調査
- 求人サイトなどで同じ職種×地域の給与を確認
- 同業種・同スキルの平均年収を把握しておく
- ご自分の「希望額」と「最低限受け入れられる額」の2つを明確に決めておく。
💬 企業の昇進や昇給の評価対象を確認しておくのもおすすめ!
キャリアアップや昇給を目指す場合、「どのような成果やスキルが昇進や昇給の評価対象になるのか」を一度上司に確認するのも良い方法です。
あわせて、現在の自分のパフォーマンスについての評価なども質問できれば現時点での上司の視点や期待を理解することができ、、自分の努力が正しい方向に向かっているかの判断材料となり、今後、効果的なアクションにつなげることができます。
✅ 自分の成果を具体的に整理しておく
給与交渉や昇給の相談をする際には、「自分がこれまでにどんな価値を会社にもたらしてきたか」を、できるだけ具体的にまとめておくことが重要です。
特に、数字や改善効果を交えて説明できると、説得力が大きく高まります。
▼成果の具体例:
・業務自動化を提案・実行し、週5時間分の作業時間を削減
・カスタマー対応フローを見直し、クレーム数を25%削減
・社内マニュアルを整備し、新人教育にかかる時間を半分に短縮
このように、自分の取り組みが「効率アップ」「コスト削減」「チームの生産性向上」など、組織にどのようなプラスの影響を与えたかを示すことがポイントです。
さらに、給与アップに見合う新たな責任や役割(例:小規模プロジェクトのリーダーや後輩指導など)も提案できると、上司からの信頼や納得感も得やすくなります。
成果を見える化し、自分の価値を数字で伝える準備が、昇給の成功率を大きく左右します。
🎁 給与だけじゃない!交渉できる“プラスα”とは?
給与アップだけにこだわらず、福利厚生や働き方の柔軟性なども交渉の対象になります。
たとえば
・有給の取りやすさや日数の調整
・リモートワークやフレックスタイムなどの柔軟な勤務形態
・業務に関連する研修・資格取得・学費補助の支援
・スキルアップのための外部講座やセミナーへの参加支援 など
こうした項目は、企業側にとっても比較的調整しやすく、受け入れられやすい交渉材料になることがあります。また、自己成長やスキル習得に前向きな姿勢を見せることで、「会社に長く貢献してくれそう」という好印象につながる可能性も高まります。
💬 交渉のベストタイミングを見極める
給与交渉のタイミングはとても重要です!以下のような時期がベストです。
| タイミング | 理由 |
| 年度末・評価前 | 予算決定の前に交渉しておく方が反映されやすい |
| 大きなプロジェクトを成功させた後 | 成果の“熱”が残っている |
| 他社からオファーがある(最終手段) | 今の会社に引き留められる可能性がある |
交渉力アップ!リアル会話フレーズで自信をつけよう
交渉は練習が命。ポイントを押さえた話し方で、説得力を最大化しましょう!
実際の交渉トーク例
🔸 交渉スタートはこう切り出す!
“I’d love to set up a time to discuss my role and contributions this past year, and talk about how my responsibilities have evolved.”
→ 「この1年間の自分の役割や貢献について話し合う時間を設けたいと思っています。また、自分の責任範囲がどのように広がったかについてもお話ししたいです。」
🔸 成果は具体的に数字で伝えよう!
“Over the past 12 months, I’ve taken on additional responsibilities, including streamlining our reporting process, which saved around 20 hours per month across the team. I’ve also led the onboarding process for new hires.”
→ 「この12か月間で、報告プロセスの効率化など追加の責任を引き受け、チーム全体で月に約20時間の作業時間削減を実現しました。また、新入社員の研修も担当しました。」
🔸 希望額は根拠を持ってスマートに提示!
“Based on my contributions, current market data, and the added value I bring to the team, I’d like to discuss a compensation adjustment to better reflect my role. I’m looking for something in the $XX,000–$YY,000 range.”
→ 「自分の貢献度や現在の市場データ、チームに対する付加価値を踏まえ、役割に見合った報酬の見直しについて話し合いたいと思います。希望額は$XX,000~$YY,000の範囲です。」
ポイントは感情ではなく“実績”と“市場データ”で交渉することです!
🔸 断られた時も諦めない!未来のチャンスを聞き出そう
たとえ今すぐ上げてもらえなくても、次のように聞くことも可能です。
“I understand. What would I need to demonstrate in the next 6 months to be considered for a raise?”
→「承知しました。昇給の検討対象となるために、今後6か月間でどのような成果や姿勢を示す必要がありますか?」
このように次のチャンスを明確にすれば、「がんばる目標」が設定できます。
転職でキャリア&年収アップを狙うなら
Q.今の職場を見直すべきサインとタイミングは?
A. こんな状況が続いていたら「今の職場に見切りをつけるべきサイン」です。
- 昇給が何年経ってもわずか1〜2%程度
- 新しい業務や成長の機会が与えられない
- 市場相場と比べて給与が明らかに低い
Q.転職におススメのタイミングは?
A. 転職を考えるタイミングとしては、自分のスキルがある程度伸びたとき、または今の会社で昇給が見込めないと判断したときがベスト。自分の市場価値を知り、タイミングを逃さず動くことがキャリアアップへの近道です。
Q. 転職を考えたとき、どんなキーワードで仕事を探せばいい?
A.「アドミ職」と一口に言っても、仕事内容や求められるスキルは多様で、キャリアの方向性に合わせて選べる幅が広いのが特徴です。ですから将来のキャリアアップや昇給を目指すなら、自分の目標に合ったアドミ職を選ぶことがとても重要になってきます。
ただ「アドミ職」というだけでなく、将来の方向性に沿った役割やスキルが身につく仕事を選ぶことで、キャリアアップにつなげやすくなるからです。また同じアドミ職でも、担当する業務の種類や責任範囲によって、求人のタイトルや求められるスキルが変わってきます。
QUICK USAでは、以下のようなアドミ職のお仕事をご紹介しています。
■ 人事・経理サポート
会社の総務や人事、経理部門を支える役割で、給与計算や帳簿管理、各種事務作業が中心です。
求人タイトルの例:「HR/Admin Assistant」
■ 購買・ロジスティクス管理
組織の購買業務や物流の管理に特化したポジション。資材の調達や物の供給を担います。
求人タイトルの例:「Admin Coordinator(Procurement and Provisioning)」
■ 一般的な事務・アシスタント
最も幅広い事務職のカテゴリーで、オフィスの円滑な運営を支える基本的な業務全般を担当します。
求人タイトルの例:「Administrative Assistant」
💼 年収アップが狙えるアドミ系職種一覧
下記は、アドミ職の中でもキャリアアップや年収アップを狙いやすい職種とその目安年収です。どのポジションも、特定のスキルや経験を活かしながら、将来的に管理職や専門職へと発展させることが可能です。
| ポジション名 | 平均年収 | 必要スキル |
| Executive Assistant | $68K | 高度な調整力、秘書経験 |
| Office Manager | $65K | 組織運営、管理能力 |
| Project Coordinator | $56K | PMスキル、IT知識 |
| Human resources administrator | $65K | 人事知識、システム操作 |
| IT administrator | $72K | ネットワーク・システム管理 |
自分の得意分野や興味を活かせる職種を選ぶことで、働きながらスキルアップしやすく、将来の選択肢も広がります。どの方向を目指すかを明確にしながら、転職先を検討していくことが成功への第一歩です。
🚀 転職を成功させるための3つのポイント
転職でキャリアアップや年収アップを狙うなら、事前の準備がカギになります。
- 履歴書やLinkedInプロフィールは常に最新の状態に
→ スカウトやチャンスを逃さないために、情報は定期的にアップデートしておきましょう。 - 実績は数字で見せる
→ KPI改善、業務効率化、リーダー経験などは、できるだけ「◯%改善」「◯時間削減」といった具体的な数字でアピールすると効果的です。 - 転職エージェントを積極的に活用する
→ クイックUSAのようなエージェントを使えば、自分に合った非公開求人や面接対策のサポートも受けられます。
準備を整えておけば、チャンスが来たときにすぐ動ける自分でいられます。
キャリアも給与も「自分でつかむ」時代へ
キャリアも給与も、「誰かが決めてくれるもの」ではありません。
アドミ職は組織にとって欠かせない存在ですが、何もしなければ、昇給や昇進のチャンスはなかなか巡ってこないのも現実です。
とはいえ、「アドミ職=キャリアが止まる、給与が上がらない」というのは、もう過去の話。
自分の強みや成果を見える化し、市場価値を知ったうえで交渉に臨めば、チャンスを広げることは十分に可能です。
給与交渉は必ずしも一度でうまくいくとは限りません。ですが、自信を持って声を上げること自体が、キャリアアップの第一歩になります。
本記事でご紹介した準備や交渉のポイント、転職活用法を参考に、あなた自身の理想のキャリア・働き方を具体的に描き、次の一歩を踏み出してみてください。
理想の仕事を見つけたいなら、QUICK USAにご相談を!
あなたのスキルやキャリアの方向性に合った、理想的な求人をご紹介できます。市場価値を知り、自分らしい働き方を見つけたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。QUICK USAが、あなたのキャリアアップを全力でサポートします!
\アドミ職から新しいキャリアに一歩踏み出したいと考えている方は、ぜひご相談ください。一人ひとりのペースに寄り添いながら、次のステップを一緒に考えてまいります。/
\転職・就職に役立つニュースレターも発信中です!/
参照
30 Career Paths for Administrative Assistants
Discover your earning potential
Climbing the Ladder: A Roadmap to Career Growth for Administrative Assistants
\新規求人ぞくぞく!毎日更新掲載中!/
![]()
【クイックUSAはアメリカでのご転職、就職をフルサポートしています!】
クイックUSAでは信頼のおける経験豊富なリクルーティング・コンサルタントがアメリカでのご転職をフルサポートしています。無料での求人紹介、キャリアカウンセリング、レジュメ添削、面接のアドバイス、入社までのサポートなどきめ細やかな対応で好評をいただいています。
また、クイックUSAのサービスは、ご登録、ポジションのご紹介から採用まで、一切求職者の方には費用がかかることのない無料のサービスです。個人情報の厳重な管理を行っており、守秘義務に則り勤務先はもちろん、ご希望によってはご家族への秘密もお守りします。企業へのご推薦の際にも、ご本人様の許可を得て企業様へ履歴書を送らせていただきますのでご安心ください。
☆☆クイックUSAを使うメリット☆☆
近年、SNSやIndeedなどの求人サイトなどを利用してお仕事を探す方が増えていますが、クイックUSAのサービスを利用してアメリカでお仕事を探す場合のメリットについてご紹介します。
✔無料サービス!
✔効率的な就職活動ができる!
✔書類選考の通過率が高い!
✔レジュメ添削、面接アドバイスなど情報提供が豊富!
クイックUSAへのご登録は→こちらから
※アメリカ国外からのアメリカへのご就職、ご転職はビザの審査の関係などご紹介は非常に難しくなっております。ご了承ください。
Quick USA Inc.は、日本の株式会社クイック(東証プライム市場上場: 4318)の米国法人です。北米では、ニューヨーク、ロサンゼルス、オレンジカウンティ、ダラス、シカゴ、アトランタ、デトロイトの7拠点より日系企業を中心にあらゆる業種、職種、エントリーレベル~マネジメント層まで、幅広い求人をご紹介しています。是非、こちらからレジュメをご登録ください!
また、ご希望のアメリカ求人を見逃さないためにもクイックUSAに登録して、最新の求人情報を入手してください。ご登録時にDMを希望された方には最新のアメリカ求人情報とアメリカでの就職・転職に役立つ情報満載のニュースレターをお送りしております。併せてご登録をお願いいたします。







