お疲れ様です。
新緑の眩しい季節の到来です！営業や外回りのお仕事をされている方にとっても外出が楽しくなる好季節ですね！内勤組はランチタイムなど外の空気に触れてリフレッシュしましょうね。さて、天気の良い週末にはアウトドアのイベントに出かけたり、公園を散歩するだけでも気分が良いですね。今回はブルックリンのダンボで開催された「カイトフェスティバル」の模様、最新のダンボ情報をお届けします。
１．ブルックリンのダンボとは
ブルックリンのダンボ（DUMBO)とはDown Under the Manhattan Bridge Overpassの頭文字からつけられた名称です。ブルックリン側のイースト川に面したブルックリン橋とマンハッタン橋の間、および近隣の地域の呼称です。ダンボでは公園が整備されたり、古い建物のリフォームによりオシャレなレストランやストアができるなど、ブルックリン地区の中でも開発が目覚ましい場所の一つでもあります。
2．ダンボでの楽しみ方
ダンボには古い石畳の道が残されていたり、倉庫街のビルの外壁をそのままに残されているところも多いので、新しいけれど、どこが懐かしい雰囲気があります。雑誌や結婚式の撮影などで訪れる人も多く、どこでも絵になるエリアです。最近では、古い倉庫のビルを改造しておシャレなレストランやお店がたくさんできているのでますます人気を集めています。
外観は19世紀には倉庫として利用されたビル等が、改造されてとてもオシャレなインテリアショップ、カフェ、レストランなどに変身しています。昨年にはブルックリン・ヒストリカル・ソサエティの分館として、「ブルックリン・ヒストリカル・ソサエティ―・ダンボ」ができました。ブルックリンの歴史をテーマとした博物館ですが、この地にふさわしいですね。観光の名所がまた一つ増えて、さらに来訪者が増えています。
ダンボというと、大人が楽しむエリアというイメージがありましたが、2011年にメリーゴーランドができてからは、子どもや家族連れの来訪者が増えました。この回転木馬は木製で1922年につくられたという、アンティークです。名前は「JANE’S CAROUSEL」と言いますが、ダンボ地区の開発に携わったDavid Walentasと奥様のJaneさんがオークションで購入した回転木馬を修復し、この地に復活させたことからこの名前が付けられたそうです。
アンティークの美しい回転木馬はガラス張りの建物に包まれるような形で設置されており、建物はまるでイースト川に突き出したような形で建てられています。この回転木馬の修復には25年の歳月と莫大なお金が使われたそうです。過去を未来へつなぐ大きなロマンを感じます。
ダンボのマンハッタン橋の真横に比較的新しく建てられた建物は、Environmental Education Centerです。環境保全の教育プログラムなどを提供しています。週末などには一般に開放されていて施設内を見学することができます。イーストリバーに生息する魚が飼育されている小さな水槽を見学したり、資料などを読んだりすることができます。
Environmental Education Centerの横にはボルダリングの施設「The Cliffs at Dumbo」ができました。まるでスパイダーマンのように壁に登ったり，ぶら下がったり。見ていると簡単ですが、重力と闘うのは体力と技術が必要ですね。
3．ダンボへの行き方
ブルックリンのダンボへ行く方法はいくつかあります。
➀地下鉄を利用する
・A、Cラインでマンハッタンから一つ目の駅のHigh Street- Brooklyn Bridge Stationで降りたら、イースト川に向かって道なりにまっすぐ歩きます。個人差はあるかと思いますが大人の足で、徒歩5分～8分程度で到着します。
・４，５番線の場合はBrooklyn Bridge CIty Hallで降りてやはりイースト川を目指して歩きます。こちらはHigh Street- Brooklyn Bridge Stationよりもダウンタウンに近くなりますので、少し遠目です。徒歩だと10分以上かかるでしょう。
・赤のライン、2，3番線の場合にはClark Street駅で降りて、ブルックリンブリッジを目指して歩いてください。
・Fラインでアクセスしたい方は、York Street駅で降りてください。駅の周りにはお店やギャラリーがありますので、公園に向かう途中で寄り道も楽しいです。
②ウォータータクシーを利用する
ニューヨークでは、ウォータータクシーという小型船がイースト川、ハドソン川走っていて、各ピアを結んでいます。タクシーといっても乗り合い船で、スケジュールにそって運航されています。チケットは船の乗り場やウェブサイトから購入することができます。チケット料金および運航スケジュールは変更することもありますので、最新の情報を下記公式サイトにてご確認ください。
③ブルックリン橋、マンハッタン橋を歩いて渡る
ブルックリン橋とマンハッタン橋には歩行者用の通路があります。また、自転車で渡ることも可能です。徒歩の場合は30分くらいかかりますが、周りの景色を眺めたり、写真撮影をしながら歩いたらあっという間に到着です。歩いて渡る場合には、ブルックリン橋の方がお奨めです。マンハッタンから橋を渡る場合には、シティホールの駅で降りたらすぐに橋の入口が見えます。
ブルックリン橋は長さ1,834mで、1883年に完成したアメリカで最も古い吊り橋です。また鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊り橋でもあるそうです。アメリカ合衆国国定歴史建造物、土木工学歴史建造物に登録されています。美しいゴシック風のデザインは、多くの人を魅了しています。
https://goo.gl/maps/KpyoRQEQ5h22
4.「カイトフェスティバル」の様子
「カイトフェスティバル」はブルックリンブリッジパークのピア１で2018年5月5日に開催されました。ピア１はブルックリン橋をはさんでダンボとは反対の南側に行ったところにあります。ここも芝生におおわれた緑豊かな公園で目の前にはマンハッタンのダウンタウンがどーんと見える、景観のよい公園です。川に近いせいか風もあり、電柱や建物などの障害物もないため、凧を上げるには絶好のロケーションです。
日本では凧あげはお正月の伝統的な遊びというイメージが強いですが、アメリカではビーチや公園などでみなさん気軽に凧あげを楽しんでいます。一年を通じてよく見かける風景です。こちらでは日常的な遊びの一つとして根付いているように思います。ブルックリンブリッジパークの「カイトフェスティバル」の会場に集まったみなさんも手慣れた動作で準備をして、自宅から持ち寄った凧をあげていました。子ども達も大喜びで走り回ったり、あがった凧を上手に操っていました。上手に空に凧があがると本当に嬉しそうでした。
ブルックリン橋を背景に、元気に泳ぐ凧。よくも、ぶつからずに上手にあげていますね。自由の女神をバックに泳ぐ凧たち。美しい風景です。
5.ブルックリンブリッジパークの楽しみ方
ダンボもそうですが、ブルックリンブリッジパークからもマンハッタンのダウンタウンの高層ビル群が真正面に眺められることから、ニューヨークの観光地のメッカの一つです。スポーツ施設なども完備されるようになってからは、地元の来訪者も年々数が増えています。バーベキューのエリアも設けられていて、夏には川面を渡る風を感じながら、バーべキューを楽しむ人達で賑わいます。
各ピアは綺麗に改装され、ローラーコースターのリンク、サッカー場、バスケットコートなどに姿を変えています。ワークショップが行われたり、スポーツの試合が行われたりと、体を動かすのに最適なフィールドとして利用されています。
6.ダンボ、ブリッジパーク周辺でのお食事
ダンボ周辺やブリッジパーク周辺では、高層アパートが立てられたり、古いビルを改造して再利用されるなど開発が進んでいるため、人口が年々増えています。それに伴い、新しいレストランもどんどんオープンしています。老舗のレストランから新しいレストランまで、チョイスも増えてきたのは嬉しいニュースです。全部のレストランは今回ご紹介できませんので、有名どころをピックアップしてご紹介します。参考にしてみてくださいね。
ブルックリン橋のすぐ脇、イースト川沿いにある、あまりにも有名な老舗レストランです。ランチもありますが、マンハッタンの摩天楼の夜景を見ながら楽しむディナーは
人気を集めています。シーフードやステーキなどアメリカン料理が堪能できます。夕方からはドレスコードがありますので、思い切りオシャレをして出かけたいですね。
いつ行っても行列ができている人気のピザ屋さんです。グリマルディズの入っているビルは昔は銀行だったそうですが、趣のある白い素敵な建物です。煉瓦窯焼きのピザが有名で遠くからみなさんこのピザが食べたくてやってきます。
1 Front St., Brooklyn, NY 11201 MAP
Grimaldiさんが奥さんのキャロルさんと最初につくったGrimaldi’s Pizzariaをつくった場所に、Jliana’s Pizzaという名称でビザ店を再オープンしました。JulianaさんとはGrimaldiさんのお母さんのお名前だそうです。
19 Old Fulton St., Brooklyn, NY 11201 MAP
上記レストラン以外にも、ロブスターロールで有名なLUKE’SやハンバーガーのShake Shack、素敵なバー＆レストランなどもあります。散歩をしながら気に入ったお店に入るのも楽しいかもしれません。
いかがでしたでしょうか？たくさん働いたら、ゆっくり休む。鉄則ですね。できれば緑の多い場所でのんびり、リラックスして気分転換をしてください。もうすぐ週末ですね♪ それでは、皆様、楽しい週末をお過ごしください！！
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