ニューヨークの夏は、ガバナーズアイランドで遊ぼう！

週末にはまだ日はありますが、ニューヨークでの週末のアイデアをお届けしますね。

ニューヨークのマンハッタンのダウンタウンからフェリーに乗って10分弱で到着することのできる無人島のガバナーズアイランド（Governors Island)はご存知でしょうか？今年は5月1日から10月31日までの期間限定で一般に開放されています。潮の香を楽しみながら、マンハッタンを眺めているうちに島に到着してしまいます。そして島に到着した途端、草の香りで胸がいっぱいに。リフレッシュするにはもってこいの場所なんです。また、ガバナーズアイランドには子ども向けの遊び場やマンハッタンの絶景を望める眺望抜群のスポットもたくさんありますので、アクティブに週末を過ごしたい方にもおススメです。毎年すこしずつ進化しているので、目が離せないスポットでもあります。

1. ガバナーズアイランドとは
2. ガバナーズアイランドへの行き方
3. ガバナーズアイランドの楽しみ方

１．ガバナーズアイランドとは

ガバナーズアイランドはニューヨーク市マンハッタン区に所属する島です。上の写真を見ていただくとおわかりの通り、コーンのアイスクリームのような形をしています。島の総面積は172エーカー（70ha) 。レンタサイクルもありますが、徒歩でも島を一周することのできる小さな島です。

2018年の営業時間は下記の通りとなります。

5月1日～10月31日

月～木：午前10時～午後6時
金　　：午前10時～午後10時（5月26日～9月14日）
土　　：午前10時～午後11時（7月7日～9月1日）
日　　：午前10時～午後7時

2．ガバナーズアイランドへの行き方

ガバナーずアイランドへ行くには、マンハッタンまたはブルックリンからフェリーで島に渡ります。土曜日と日曜日の午前中は無料なので、是非早起きをしてでかけましょう。午後からゆっくりお出かけしたい人は、フェリーの料金が大人3ドル、シニア1ドルとなります。子どもは13歳以下は無料です。

マンハッタンのフェリー乗り場の最寄り駅は下記となります。スタテンアイランド行きのフェリーの横、東側にあります。

１番線（赤）サウスフェリー駅

4番5番線（緑）ボーリンググリーン駅

R線（黄色）ホワイトホールストリート駅

※時刻表にはこちらより確認ください。

ブルックリンのフェリー乗り場はブルックリンブリッジパークのピア６から出ています。

地下鉄の駅からは少し歩くので、慣れていない方は地図を確認しておでかけください。

※時刻表にはこちらより確認ください。

3.ガバナーズアイランドの楽しみ方

ガバナーズアイランドではたくさんの楽しみ方があります。眺望を楽しみたいなら「ザ・ヒルズ」を是非訪れてみてください。丘のてっぺんからマンハッタンの摩天楼や自由の女神を望むことができます。「ザ・ヒルズ」は2016年にできた新しい絶景スポットとしてとても人気を集めています。

ガバナーズアイランドではサイクリングを楽しんでいる人がたくさんいます。フェリーには自転車を持ち込むことができますので、ご自身の自転車でサイクリングを楽しんでもよいですし、レンタサイクルもあります。島を周回できる7マイルの道路もきれいに整備されているので、色々なスポットに立ち寄りながら、島内を自転車で巡るのもおススメです。

ガバナーズアイランドの歴史は古く、18世紀の独立戦争の時には湾内に侵入する英国艦を砲撃するために築かれた要塞が築かれました。現在も跡が残っていて、見学することができます。写真の建物はウィリアム城といいますが建物全体が博物館となっています。中に入るとタイムスリップしたような不思議な気持ちになります。ガバナーズアイランドはニューヨークが買いとり、一般の人達に公開されるまではアメリカ軍や沿岸警備隊が駐屯していました。

子ども達が遊べる場所も島内にたくさんあります。丘を利用した滑り台は人気で、子どもに混じって歓声をあげながら遊んでいる大人の姿も少なくありません。童心に返って滑り台で遊ぶのもいいものですね。

島内に教会がありましたが、内部でアートのエグジビションが開催されていました。アーティストはニューヨークで活動中のジェイコブ・ハシモトさんです。
10月末まで開催されているようなので、島へ行かれたら是非立ち寄ってみてください。何千もの紙と竹で作られたカイトが教会の天井に吊り下げられていて圧巻です。

島内ではアートや音楽のイベントなどもよく開催されていますので、興味のある方は事前にウェブサイトで調べてからでかけましょう。

ガバナーズアイランドでは木陰でピクニックも楽しんでください。島内にはフードのベンダーもきていますので、食べ物や飲み物を購入することができます。私はいつも簡単なサンドイッチやおにぎり持参で出かけています。水や飲み物も購入することはできますが、場所が限られているので、飲料も持参されるとよいかと思います。今年はアイススケートリンクが開設されていて、注目を集めています。ひんやりできそうですね。

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