アメリカで就職!最新版OPTの方の求人の探し方、お仕事探しの流れを教えます!
以前、アメリカにおける一般的な就職の流れについてご説明させていただきましたが、今回はOPTの方の就職について掘り下げて、ご説明させていただきます。将来OPTを申請して就職を考えている学生の方、現在OPTをお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にアメリカで就職の夢をかなえて頂ければと思います。
- OPTとは
- OPTの申請は早めに!期間の設定にも注意!
- 就職に必須!魅力的な英文レジュメ作り
- OPTで働く際の注意点
- 現在アメリカでの就職・転職マーケットはOPTの方にとってどんな感じ?
- OPTの方がアメリカで仕事を探すには
- 人材紹介・派遣会社の活用
- アメリカの就職サイトやLinkedInの活用
- 仕事探しのポイント
1.OPTとは?
OPTは「オプショナル・プラクティカル・トレーニング (Optional Practical Training)」の略で、アメリカに留学し、カレッジや大学、一部の専門学校等を修了後に合法的に企業等で働くことを言います。一般的に期間は12ヵ月ですが、理系(数学、科学、エンジニア系)の専攻者は24ヵ月(手続きを行えば最長36ヵ月)働くことが可能になりました。詳細はUSCISのサイトをご覧ください。また、ご自身の専攻が該当するかはこちらのリストでご確認ください。
2.OPTの申請は早めに!期間の設定にも注意!
OPTはそれぞれの学校のプログラム終了日の90日前から、60日後まで申請が可能です。この期間以外の申請は無効となるので注意が必要です。申請してから実際に手元にカードが届くまでには数ヵ月かかりますので、申請は早めに行いましょう。OPT開始の日は卒業の翌日から60日以内で自分で自由に決めることが可能です。ですが、仕事が見つかるまでに時間がかかることもありますので、開始の日は余裕を持って慎重に決めるようにしましょう。OPTが開始して、90日以内に仕事を始めなければ、アメリカでの滞在許可を失い、出国しなくてはいけなくなってしまうので注意が必要です。OPT申請に必要な書類は、移民局によって変更なども起こるので、必ず新しい情報を確認して書類をそろえましょう。学校に留学生専用のカウンセリング・オフィスがある場合は、そこで申請についての相談をしましょう。
3.アメリカでの就職に必須!魅力的な英文レジュメ作り
アメリカで仕事を探すとなると、まず必要なのは英文のレジュメです。日本で社会人経験のある方も、英語のレジュメを書いたことのある方は少ないのではないでしょうか。アメリカと日本ではレジュメの書き方も大きく異なり、日本のレジュメでは必須の写真、生年月日や年齢、配偶者の有無などを記載する必要はありません。
アメリカのレジュメについて知識のない方、またこの機会に基本を復習したい方は、下記の記事をご覧ください。
また、レジュメの書き方にもトレンドがあります。こちらの記事を参考にして、ぜひ魅力的なレジュメを作成して就職活動に臨んでください。
あなたのレジュメは大丈夫? 絶対外せない重要ポイントから最近のトレンド、NGまで
4.OPTで働く際の注意点
OPTを使ってアメリカで働く場合は、基本的には仕事の内容が大学や専門学校で勉強した専攻に関連している必要があります。OPT期間中は、仕事を変えることは可能ですが、必ず学校のオフィスに相談して必要な手続きを行いましょう。また、OPT期間中は週に少なくとも20時間以上働く必要があります。さらにOPT期間中にアメリカ国外へ出るのはリスクが伴うことを覚えておきましょう。どうしてもアメリカ国外に出る必要がある場合は、雇用主からの在職証明証などの必要書類をそろえ、学校のアドバイザーに相談することをおすすめします。
5.2020年のアメリカでの転職・就職マーケットはOPTの方にとってどんな感じ?
ワシントン・ポストによるとアメリカの2019年の求人マーケットは2018年にひき続き、雇用は増大し、失業率がこの50年間で最低の3.6%をヒットしました。この傾向は2020年も続くと予想されており、就職や転職を考える人にとっては有利な状況となっています。
アメリカでは即戦力となる求人案件がほとんどですが、職種や業種によっては経験の少ないOPTの方にとってもチャンスがないわけではありません。アメリカの日系企業で求人が多いのは、やはり大都市のカリフォルニアとニューヨークです。OPTの方も、これらの地域では他の場所に比べて比較的仕事を探しやすいといえます。ですが、その他の都市の求人でも、タイミングが良ければOPTの方を積極的に採用を行うことがあります。普段からアンテナを立てておいて、敏感に全米の求人情報をキャッチするようにしましょう。
6. OPTの方がアメリカで仕事を探すには
OPTの方がアメリカで仕事を探す際に、具体的な仕事探しの方法としては日系の人材紹介・派遣会社の活用や、アメリカの就職サイト、LinkedInなどがおすすめです。仕事探しの方法には、それぞれメリットとデメリットがありますので、複数の方法を活用してみましょう。人材紹介・派遣会社の活用と就職サイトの活用について、下記に簡単にまとめてみましたので、参考にされてください。
7. 人材紹介・派遣会社の活用
アメリカにはたくさんの人材紹介・派遣会社があります。ほとんどの人材紹介・派遣会社は求職者に対しては、登録から採用決定まで無料のサービスを提供しています。日本語と英語のバイリンガル能力を生かしてアメリカで就職先を探したい場合は、日本語が必要とされる求人が多数ある、日系の人材紹介・派遣会社を積極的に利用しましょう。
人材紹介・派遣会社のウェブサイトにいき、英文のレジュメを登録した後、求人情報に応募すると、数日以内にリクルーターから連絡が来て、求人の詳細や会社の情報、また面接における注意点などアドバイスがもらえます。登録後のカウンセリングでは、OPTやビザの相談にのってくれます。また希望にそった求人がなくても、人材紹介・派遣会社に登録しておけば、将来、求人が発生した時にリクルーターから連絡をもらえます。
このブログを運営している、クイックUSAもアメリカで転職や就職活動をしている人に対して、お仕事紹介サービスを提供している人材紹介・派遣会社です。ロサンゼルスとニューヨークにオフィスがあり、全米の求人をご紹介させて頂いています。クイックUSAにはOPTの方が応募可能なお仕事もあります。また、ご登録から採用に至るまで求職者の方には無料のサービスなので、ぜひ、この機会にクイックUSAのウェブサイト(www.919usa.com)から登録してみてください。
8. アメリカの就職サイトやLinkedInの活用
IndeedやCareerBuilder、Monsterなどのウェブサイトに登録をして、自分のレジュメをアップし、希望する職種の求人検索をして、ヒットするものがあれば積極的に応募してみましょう。特定の働きたい会社がある場合は、その会社のオフィシャルなウェブサイトに求人情報が出ていることもあるので、そこから直接応募するのもおすすめです。
また、就職サイトではありませんが、米フォーチュン誌の企業番付トップ100社のうち、90社が採用に利用しているといわれる、ビジネスに特化したSNSのLinkedInもぜひ活用しましょう。LinkedInになじみのない方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
また、カリフォルニアやニューヨークなどの大都市には日本語のフリーペーパーがあり、それぞれの地域の求人や派遣会社の広告などが掲載されています。デジタル版はインターネットでも閲覧可能なので、大都市に住んでいない方も利用できます。ぜひこれらの情報もあわせて就職に活用してみてください。
9. 仕事探しのポイント
アメリカでOPT後の就職を目指している場合は、就労ビザがなければアメリカで働くことは不可能なので、ビザサポートのある求人に応募をすることが最重要事項となります。就労ビザ取得のハードルは高くなっていますが、OPTの方にビザサポートをしてくれる会社もゼロではありません。日本で社会経験のあるOPTの方は、日本での経験もアピールして就職活動を行いましょう。
また、OPT後もアメリカで働き続けたい方は、選り好みをしすぎず、仕事内容や条件に対してフレキシブルになることも大事です。OPTは期間も限定されているので、妥協できる点と出来ない点をよく考えて、アメリカで働き続けるために、今マーケットにある求人の条件とうまく折り合いをつけることも考慮しましょう。
OPTの方の求人の探し方、お仕事探しの流れいかがでしたか?OPTは留学後、アメリカで就職するための大切な第一歩です。記事を参考に、積極的に就職活動を行って、OPT後も世界を舞台にグローバルな人材として活躍されてください。
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