ポストコロナ時代を生き抜くために、おうち時間を利用してスキルアップ!!
新型コロナウイルスの影響で、外出が制限され在宅勤務も増加し、今までとは異なる生活が始まりました。家にいる時間が長くなって精神的に行き詰まりを感じていらっしゃる方もおられるかもしれません。コロナで将来が見えにくくなっている今、家で過ごす余暇時間をスキルアップや学びの時間に活用しませんか？
新しいスキルを身につけることは自己防衛にもなりますし、転職を考えていらっしゃる方には新しい武器にもなります。新しい年と共に気持ちをリフレッシュして新たなチャレンジに取り組んでみてはいかがでしょうか。今回はビジネスのスキルアップからおすすめの資格、人生を豊かにしてくれる学びのご提案など幅広く紹介させていただきます。
ビジネススキルをブラッシュアップ！
余暇時間を上手に活用して、仕事に有効なスキルをどんどんブラッシュアップしましょう！まずWordやExcel、PowerPointは、ビジネスに役立つスキルのひとつとして業種や職種を問わず重宝されるスキルです。ご自身に必要なスキルの上達を目指してみましょう。本やインターネット上の動画で学ぶのもよいですし、独学で学ぶのが心配な方はオンラインコースを受講してみるのもよいでしょう。
また、在宅勤務の社会人が増加したことにより、さまざまな企業や図書館などの機関がオンラインセミナー（ウェビナー）を開催するようになっています。これまではビジネス系のセミナーの多くは大都市に集中していましたが、場所に縛られずどこからでも参加できるようになっています。この機会を利用してぜひオンラインセミナー（ウェビナー）を受講してみましょう。
マイクロソフトの公式サイトでWordやExcel、PowerPointのベーシックな使い方を説明しています。各アプリケーションのおさらいをしたい方、興味のある方はチェックしてみてください。
Adobe Creative CloudのPhotoshopやIllustrator、InDesignなど人気のアプリケーションを扱うトレーニング講座（英語のみ）に興味のある方はこちらをご覧ください。
わからないことがあれば講師に直接質問することのできるオンラインクラスでは、確実にスキルを身につけることができます。来年一月より、オンラインの中級、上級コースのエクセルや初級パイソンのクラスが始まります。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
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資格取得してキャリアアップ！
おうち時間を利用して資格の取得も大変おすすめです。職種によっては、資格の取得がキャリアアップにつながります。転職を考えていらっしゃる方が新たな資格にチャレンジして武器にするのも転職を成功させるために大変有効です。下記にビジネスで人気のある資格をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。どの資格も豊富な参考書が利用でき、またオンラインでのコースの受講が可能です。
MBA （経営学修士）
MBA（Master of Business Administration）は経営学修士を意味し、経営学の大学院（ビジネススクール）修士課程を修了した人に授与される学位です。ほとんどのMBAプログラムでは、経済学、マーケティング、経営戦略、会計、人事戦略など多岐にわたるビジネス系の科目を学びます。実際の現場で通用する力を鍛えることを目標としたプログラムで、企業経営に必要な能力を身につけることができます。
USCPA（米国公認会計士）
CPAは Certified Public Accountantの略で会計やタックス、財務コンサルタントなどの会計実務を行うプロフェッショナルの資格です。受験はアメリカ各州で行われ、合格した州で認定される資格となります。州によって受験資格や資格取得後の登録基準が異なるので、事前に州の規定をチェックしましょう。
CFP(フィナンシャル・プランナー)
CFPはCertified Financial Plannerの略で顧客の資産や収入、負債などに対するデータを集め、分析し、貯蓄プランや投資・保険対策などのファイナンシャル・プランを提案するスペシャリストの資格です。個人や法人への運用方針をアドバイスするコンサルタント的な仕事となります。試験合格後は、３年から５年のFP関連での実務経歴を経て正式なFPに認定されます。アメリカをはじめ世界数ヶ国で通用する資格です。
RSL(不動産セールスパーソン)
RSLはReal Estate Sales Licenseの略でアメリカで不動産の売買、賃貸などの仲介や紹介が可能となる資格です。各州ごとの試験となり、州によって受験資格や資格取得後の登録基準が異なるので、事前に州の規定をチェックしましょう。合格後は、不動産エージェントの元でセールスパーソンとして働くことができるだけではなく幅広い業界で取得した知識を応用できる資格です。
SHRM-CP / SHRM-SCP（人事の資格）
SHRM-CPとSHRM-SCPは米人材マネジメント協会（SHRM：Society for Human Resource Management）の資格で、SHRM-CPは、ポリシーや戦略を導入し、従業員や利害関係者の連絡係を務めるほか、各種の業務処理や人事サービスの提供を担う初級および中級の人事担当者を対象とし、SHRM-SCPは、人事業務の指導、戦略開発、地域社会への影響力の向上、業績指標の分析のほか、人事戦略を全体的な目標と合致させる役割を担う上級レベルの人事専門家が対象となります。
Cosmetology（コスメトロジー）
コスメトロジーはヘアカット、メイクアップ、エステやネイルなどの分野で働くことが可能になるトータルビューティの資格です。コスメトロジーライセンスは、アメリカの各州での試験に合格することで、その州にて取得することが出来ます。州によって受験資格や資格取得後の登録基準が異なるので、事前に州の規定をチェックしましょう。また、全ての資格が必要ない方はエステやネイルだけの資格を取得することも可能です。
上記の資格のほかにも、各種IT系資格、各種金融系資格、秘書に求められる広範囲な能力を問う資格であるCPS（米国秘書検定）、看護士、弁護士をサポートする業務を行うパラリーガルの資格、通関士の資格、PMP(プロジェクトマネージメント)の資格など、業種や職種によって様々な資格があります。ご自身の置かれた環境でさらにスキルアップをするために、まずはどのような資格が必要かリサーチし、その資格を取得するための綿密なプランニングを行ってください。
おうち時間にMOOCで世界の一流大学の講座を受講してみよう！
皆さんはMOOC(Massive Open Online Courses)という言葉を聞いたことがありますか？これはいわゆる「大規模公開オンライン講座」と呼ばれるもので、このプラットフォームを使用すると、海外や遠くの教育機関の講義をオンラインで視聴することができます。MOOCは、大学の講義を基にした教育をオンラインを通じて誰もが無料で受講できるようにすることを目的に、2008年にアメリカで立ち上げられました。ここではMOOCの中でも代表的なCoursera （コーセラ）とedX（エデックス）の２つを紹介させていただきます。
Coursera
Coursera（コーセラ）はスタンフォード大学が設立したMOOCで2019年の時点で196の大学・企業と提携し3,751の講座と16の学位を提供しています。利用者数は2,500万人を突破しており、講座はスタンフォード大学はもちろん、イェール大学、ミシガン大学など世界的に有名な大学が提供しています。またGoogleやIBM、SAPといった大規模なIT企業もCourseraに講座を提供しています。ビジネス、コンピューターサイエンス、データサイエンス、言語学習などのような科目を学ぶことが可能で、情報系のコースや工学系のコースが多めとなっています。人気のコースには日本語字幕が用意されており、コースに合格すると、修了証(有料)をもらうことができます。また、コースによってはオンラインの授業だけで学位を取得することも可能です。
edX
edXはハ-バード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で開発したMOOCで2019年の時点で、約120の大学や企業と提携し約2,800を超えるコースが提供されています。2,000万人以上の学習者が学び、ハ-バード大学とマサチューセッツ工科大学のほかにカルフォルニア大学バークレー校やブリティッシュコロンビア大学、オックスフォード大学、京都大学、早稲田大学などが講座を提供しています。コースは理工学系の科目だけでなく、哲学や芸術、歴史といった人文社会系のコースもあります。Courseraとを比較して自然科学系のコースが豊富に提供されているのが特徴です。edXの講座は講義動画の字幕も英語のみのものが多いので、ある程度英語が出来る方におすすめです。Courseraと同じく修了証や学位の取得が可能でMBAや会計士、IT分野などの以下修士号が取得できます。
ステイホーム時間に語学力の強化！
ステイホームの時間を語学学習の時間にあてるのもよいですね。英語はもちろん、中国語やスペイン語など興味がひかれる言語を学んでみましょう。どの言語も参考書は豊富にありますし、ウェブサイトや動画で文法や言い回し、発音を学ぶことも可能です。
先程説明したMOOCにも様々な言語のオンライン語学クラスが豊富にあるので受講してみるとよいでしょう。気軽に学ぶにはアプリを活用するのもおすすめです。勉強の効果をあげる方法として、リスニング、スピーキング、文法、読み書きのどれかを一定期間に集中して勉強するのも有効です。また、「TOEICで〇〇点とる！」などの具体的な目標を決めるとモチベーションがアップします。
日々の生活を楽しくしてくれる学びごと
ビジネスや資格だけではなく、ステイホームの時間を利用して毎日の生活を楽しくしてくれるスキルを学ぶのも大変おすすめです。
料理上手になってQOLをアップ！
ステイホームの時間が増えて、皆さん自炊率があがっているのではないでしょうか？新しいレシピを検索したり、お料理動画をみて、自分が好きな、今までに作ったことのない料理にチャレンジしてみましょう。料理が苦手な方は、この機会を利用してベーシックなレシピを学ぶと、QOLが飛躍的にアップします。ビギナーからベテランさんまで様々なレベルの料理やスイーツ、食育のオンライン教室も開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
ワンランクアップの写真や動画編集にチャレンジ
毎日多くの人が写真や動画をSNSなどに気軽にアップしていると思います。この機会にせっかく撮った写真や動画をワンランクアップさせる方法を学んでみませんか？写真のレタッチを学ぶと写真を明るくしたり、色味をかえたり、写真の中に写り込んでしまったゴミを消すことができます。下記のAdobe PHOTOSHOP EXPRESS EDITORは無料で切り抜き、色調補正、角度補正、赤目修正のほか、基本的な画像編集機能を一通り備えています。興味のある方はぜひ使ってみてください。
Adobe PHOTOSHOP EXPRESS EDITOR
動画編集を学ぶと自分の動画に音楽の挿入や字幕や文字入れ、モザイク加工などができるようになります。ビギナーの方は、まずは無料の動画編集アプリをダウンロードして実際に動画編集を行ってみましょう。タップするだけで手軽にハイセンスな動画を作成できるものや、無料アプリながら基本的な動画編集機能が豊富に備わっているものなど、いろいろあるので動画編集に楽しくチャレンジできると思います。ワンランクアップした写真や動画でインスタグラムへの投稿などを楽しみましょう。
自宅フィットネスで運動不足を解消！
新型コロナウイルスの影響で以前のようにジムに通えず、運動不足を感じていらっしゃる方も大勢いらっしゃるかと思います。そういう方はヨガやストレッチ、筋トレなど自宅で出来るエクササイズやトレーニングを日々の生活に取り入れてみてはどうでしょう？
フィットネスに関しては本やウェブサイトもたくさんありますが、インストラクターの方の動きを実際に目で確認できる動画やフィットネスアプリの活用がよりおすすめです。オンラインヨガクラスやフィットネスのクラスなどもあるので、ひとりで続けるのが難しい方は参加してみるとよいと思います。
楽器演奏を学んで音楽のある生活を
ステイホームの時間を利用して楽器演奏をはじめるのも大変おすすめです。新型コロナウイルスの影響でライブやイベントになかなか行けませんが、音楽のある生活はクリエイティビティを刺激し、心を癒してくれます。前に演奏した楽器がある方はまた始めるのもよいですし、この機会を利用して、今まで演奏したことのない自分が魅かれる楽器にチャレンジするのもよいですね。
教則本や教則動画で学んだり、楽器練習アプリを利用すると始めやすいでしょう。オンラインレッスンを受けるのも効果的です。すぐに上達は難しいですが、自分が好きな曲をひけたときのうれしさは格別です。あせらずにゆっくり楽しんで学びましょう。
ステイホーム中の時間を活用してビジネスのスキルアップからおすすめの資格、毎日の生活を楽しくしてくれる学びのご提案など幅広く紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？記事を参考に、スキルアップさせたいことや自分の興味があることにチャレンジして、この機会をぜひ有効に活用してみてください。
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【バックナンバー】
No.1 日本の人事について、トランプ政権発足以降のビザ取得の状況
No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策
No.3 コロナウィルス拡大で米国CDCも推奨「在宅勤務」について/シックリーブ
No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A
No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ
No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について
No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ
No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順
No.9 Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答
No.10 コロナ禍で考える「評価制度の構築」/ Don’t be silent ～アメリカの人事は差別との闘いであるから
No.11 移民法、雇用調整助成金(ERC)最新情報
No.12 失業保険の不正受給が急増/評価制度Q&A
No.13 職場におけるコロナ関連訴訟/ オフィス対策/ 感染テスト
No.14 ジョブ型？メンバーシップ型？/自主隔離を終了させる新たなガイドライン
No.15 CA州無給休暇と収入保障/強い企業になる
No.16 ポストコロナの新入社員研修/最新移民法/
No.17 訴訟が多いワースト１０/コーチングの活用目的
No.18 緊急有給シックリーブ法の改定/リモートでのコミュニケーション
No.19 各州の雇用に必要な給与額/従業員が感染！会社としての対策とは
No.20 2021年は2.6%昇給すべきか？！/採用もマーケティングと同じ
No.21 バイデン新政権誕生で変わる今後の雇用情勢/H1b申請新基準
No.22 企業が提供する祝日と割合/オンラインホリディパーティゲーム9選
No.23 医療費は上がり続けるのか？
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【アメリカの人事部】
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・超ややこしい カリフォルニア州 妊娠・出産における無給休暇と収入保障
・EMPLOYEE RETENTION CREDITの取扱いがアップデートされています！
・感染症（新型肺炎・季節性インフルエンザ）に対し人事部がすべき事
【アメリカ人事・労務関連】
・無料ウェビナー！「これからの時代を生き抜くための営業＆マーケティングの秘訣」
・【無料】ウェビナーのご案内「コーチング型リーダーシップセミナー ～新型コロナ時代で求められる対話とは～
・【無料ウェビナー】 “オンボーディングでピンチをチャンスに” 【リモートにおける社員研修セミナー】の勧め
・8月5日（水）「ウィズコロナ時代のHRベストプラクティス」ウェビナー開催！
・在宅勤務でどう対応？！マネジメントと評価制度ウェビナー（後日無料個別相談可）
・【無料個別相談】オフィス再開に向けてのコンサルテーション / Quick USA × Key International
・【E,Lビザ】移民法ウェビナー（無料）開催！QUICK USA x S.W. Law Group
・QUICK USA x Kintone【無料】ウェビナー開催！
・HRの専門家に個別相談できるチャンス！「日系企業向けWEB相談会」
・ニューヨークにて「HRマネジメントセミナー」が開催されます。
・ニュージャージーにて「HRマネジメントセミナー」が開催されます。
・2020年に向けて、従業員ハンドブックのアップデートはお済みでしょうか？
・2020年1月10日（金）トーランスにおいてHRマネジメントセミナー開催！
・12/11,12/12ニューヨークにて日系企業向けHRマネジメントセミナーを開催いたします！
・すぐに実践できる！アメリカの企業に学ぶ、社員の士気を高める１５の方法
・ネバダ州でのサービス拡大のお知らせ！ラスベガスで開催される展示会にもスタッフを派遣いたします！
・9/23「働き方改革 次の一手」～新しい時代のマネジメント～セミナーレポート
・10月8日（火）「ニューヨーク州セクハラ防止トレーニング」ウェビナー開催！
・イリノイ州において、職場でスタッフ全員に年に一度セクハラ防止トレーニングを提供することが義務付けられました。
・ニューヨーク州で、セクハラや差別に関する法律が改正されました。
・イリノイ州では採用時に過去の給料について尋ねることが禁止されます。
・【「働き方改革 次の一手」～新しい時代のマネジメント～ セミナー開催！（無料）
・カンザスシティでは採用時に過去の給料について尋ねることが禁止されます。
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