あなたの中に眠っている才能を発見するための７つの質問！

あなたの中に眠っている才能を発見するための７つの質問！

皆さんは才能について考えたことがありますか？ある辞書をみると才能は「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」と書かれています。また別の辞書には「才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力」と書かれています。一般的に多くの人は「才能＝すごい能力」だと思っていますが才能は単にすごい能力を指すわけではありません。

すべての人に必ず何かしらの才能が備わっているといわれますが、自分自身の才能はなかなか気づきにくいものです。才能を見つけて活かせる仕事に就くことで、自分らしい人生の実現や収入・キャリアの向上につながります。そこで今回は、気づいていない自分の才能発見と、仕事に才能を活かす方法ついて紹介させていただきます。

才能発見の落とし穴

才能を発見する際にぜひ注意していただきたいポイントがあります。多くの人は才能とは「人より卓越した能力」だと考えて、自分にはそんな才能はない、と最初から決めつけて自分の持っている貴重な才能を見落としてしまうことがありますが、それは大きな間違いです。

「才能を開花させる」という言葉に表されているように、才能は持っていても努力しなければ開花させることは出来ません。つまり才能があっても努力なく一流になっている人は、どの世界にも存在しないのです。

ですから、自分の才能について考える時、いきなりハイレベルな状態を想像しないようにしましょう。なぜなら、その才能はまだ自分も気づいておらず、開花していない状態であることが多いからです。

また才能は1人にひとつしかないものでもありません。自分で自分の才能を１つのものに決めつけてしまうと、自分の中に眠っている別の貴重な才能を見落としてしまうことになりかねません。自分の中にあるたくさんの小さな才能にも目をむけるよう心がけましょう。

例えば単純作業が好きだというのは、同じことをコツコツ積み上げていくことが出来るという立派な才能です。自分が得意とすることで育てていけるものを考えてみると才能発見のきっかけになるでしょう。

才能発見をする必要がある人

才能は誰にでもありますが、あなたが今の仕事に不満があったり、人生においてやりがいが感じられないのであれば、あなたの才能がまだ十分に活かしきれていない可能性が高いです。

また自分になんとなく自信が持てない人や、自分の長所より欠点ばかりが目につく人も才能を発見することで、今までとは違う角度で自分のことをみることにより、今までとは異なるポジティブなイメージを自分に対して持つことが出来ようになるのでおすすめです。

自分に才能なんてないと思い込んでまだ自分の隠れた才能に気づいていない人はこの機会にぜひご自分の才能を発見しましょう。才能を知ると自分が得意なことがわかっているので自信がつき、自分と他人を比べて落ち込んだりしないようになります。

才能発見するための７つの質問

自分の中に眠っている才能を発見するために、これから紹介する7つの質問を自分にしてみてください。今まで気づいていなかった自分の才能に気づくことが出来るはずです。

１．あなたが時間を忘れるほど夢中になれることはなんですか？

この質問に答えることで、あなたの「好き」がはっきりしていきます。自分の「好き」に敏感になることで、あなたの才能もどんどん明確になってきます。

２．あなたの人生での大きな成功体験・失敗体験はなんですか？

人生の大きな成功体験や、失敗体験の中にはあなたの才能の種が眠っている可能性があります。ゆっくり思い出して言語化してみてください。

３．それぞれの成功体験・失敗体験の中から導き出されるあなたの得意なことと苦手なことはなんですか？

過去の成功体験と失敗体験を思い出したら、その経験から導き出せる自分の得意なこと、苦手なことを挙げてみましょう。ここで出た得意なことは才能の可能性が高いので、注目に値します。逆に苦手なことは、あなたの才能を伸ばす障害となる可能性があるのでよく覚えておきましょう。

４．自分がイライラするポイントはなんですか？

自分がイライラするポイントについて考えてみましょう。時に才能はイライラの裏に隠れていることがあります。人には自分が当たり前に出来ていることを出来ない人をみるとイライラする傾向があります。あなたが人より当たり前にできること、つまり、それはあなたの才能なのです。イライラの裏側に隠れている才能のタネに目を向けてみましょう。

５．あなたが今まで時間やお金を費やしてきたこととその理由はなんですか？

時間やお金をかけてでもやりたいことには、非常に高い確率であなたの才能が隠れています。人は興味のあることや好きなことでなければ時間もお金もかけませんし、時間やお金をかけてきたものは一般の人よりも優れている可能性が高いからです。また、その理由を考えることで自分の情熱を客観的に見ることができ、才能を発見しやすくなります。

６．あなたが人から感謝されたことは何ですか？

人から感謝されたり「ありがとう」という言葉をかけられたとき、ぜひその理由について考えてみてください。「ありがとう」の言葉をもらったその行為には、あなたの才能が隠されていることがあります。もし、相手が具体的に感謝している理由を話してくれたら、メモしておきましょう。また誰かがあなたを頼ってきたことがあれば、その内容を書き出し、自分のどんな特性と関係しているのか考えてみるのもおすすめです。

７．これから１時間、あなたが語りたいこと、語れること好きなだけ語ってください！」と言われたら、あなたは何を語りますか？

この質問に対して、あなたは何を語りますか？すぐに思いつかなくても大丈夫です。時間をかけてどんなことなら１時間語ることができるか、考えてみましょう。くだらないと思うものでもかまいません。そこには才能が隠れている可能性があります。もし、「今の自分では１時間も語れるものが何もない」のであれば、どんなことを１時間語れるようになりたいか？を考えてみましょう。

これら７つの質問に答え終わったら、もうどんな才能があなたの中にあるか見えてきているはずです。

才能を見つけて仕事に活かすことのメリット

才能を見つけて活かせる仕事に就くことで、自分らしい人生の実現や収入・キャリアの向上につながります。ここでは才能を活かした仕事をすることによって得られる具体的なメリットを考えてみましょう。

才能を活かして仕事をすると、得意なことなので行動の量と質による成果が出やすくなります。成果が得られると満足感が得られ、ストレスが減って心に余裕が生まれます。心に余裕があると大切な人や、やりたいことにエネルギーと時間を費やすことができるようになり、人生が豊かになります。

また、才能を活かして仕事をすることで仕事で関わる人に喜ばれることが増え、社会に役立っているという充実感から、さらにやりがいが生まれ、仕事に努力や工夫を続けてさらに発展させることで、昇進や収入アップにつながることもあります。

これらのメリットを考えると才能を見つけて仕事に活かすことは、自分らしい人生づくりに必須だといえるのがお分かりになると思います。

仕事に才能を活かす方法

発見した才能を仕事に活かす方法は２つあります。1つは「才能を活かした仕事につく方法」でもう１つは「目の前の仕事で、その才能を活かす」方法です。

1.才能を活かした仕事につく

才能を活かした仕事を探して、転職する方法です。仕事に才能を活かす、というと転職や起業をイメージする人が多いでしょう。先ほど紹介した質問に答えることによって自分の才能を発見したら、ぜひその才能を活かせる職種や仕事、企業を探しましょう。企業に転職する場合は、適職診断やキャリアカウンセリングを受けるのもおすすめです。

2.目の前の仕事で才能を活かす

もう1つは、今の仕事の中で才能を活かすことです。この場合「どうしたら目の前の仕事に対して自分の才能を使えるか」を考えます。今の仕事で活かせるような才能を自分は持っていない、と思われるかもしれませんが、業務内容や仕事のプロセス、社内での対人関係などを良く見直して、自分の才能を発揮できる部分がないかよく考えてみましょう。

今の仕事において理想の状態を考え、そこにどうやったらたどり着けるかを考えるのもおすすめです。目の前の仕事に対して自分が変わると、周囲も影響を受け、仕事全体が変化していきます。その結果により、自然と今の仕事でも自分の才能を活かすしやすくなるでしょう。

いかがでしたか？今回は、気づいていない自分のスキルを見つけるための才能発掘と、仕事に才能を活かす方法ついて紹介させていただきました。自分自身の才能はなかなか気づきにくいものですが、この記事を参考にぜひ、まだ自分が気づいていない才能を発見してみてください。